赤ちゃんの日焼け止め選び、SPFとPAはどのくらいがいいの?

赤ちゃんのお肌はとってもデリケート。少しだけの外出でもすぐに日焼けしてしまうので、特に紫外線の影響が年々強まる現代では1年中紫外線対策が必要。ただ、赤ちゃんに大人用の日焼け止めを使うのは色々な成分が入っていることもあり心配なことも多いですよね。大人用のSPF値が高い日焼け止めは甲状腺ホルモンに影響を与える懸念も。ここでは赤ちゃんの非止め止め選びの基礎知識をご紹介します!

日焼け止めのSPFとPAとは?

日焼け止め SPF PA

日焼け止め選びの基礎知識!SPFとは?

SPFとはサン・プロテクション・ファクター(Sun Protection Factor)の略です。

SPFはシミやそばかす、皮膚がんの原因ともなる紫外線B波(UVB)を遮る力を表しています。

これは、「紫外線防御指数力」とも言われます。

SPFの数値というのは、20分間UVBを浴びた何もつけていない素肌と比較して、SPF効果のあるクリームなどを塗った肌が「UVBによる日焼けが始まるまでの時間」をどのくらい延長できたかを示しているのです。

SPFの数値は現状では1~50+までがあり、数字が大きいほどUVBの影響を受ける時間をより延長できると考えられています。

ただ、日焼けが始まるまでの時間というには個人差があるので、色白の人で20分、普通肌は25分、メラニンの多めな色黒の人だと日焼けが始まるまで30分程度かかるとして計算をします。

日本人の場合、赤ちゃんはメラニンの生成がまだ少ないので「色白」として計算するのが一般的です。

【SPF15の場合】

20分×SPF15=300分=日焼けが始まるまでに大体5時間の猶予があるということ。

【SPF20の場合】

20分×SPF20=400分=日焼けが始まるまでに大体6時間40分の猶予があるということ。

【SPF40の場合】

20分×SPF45=900分=日焼けが始まるまでに大体15時間の猶予があるということ。

ここまでのことを踏まえると、SPF15の日焼け止めを塗っていれば(汗などで流れてしまわなければ)5時間程度はUVBをブロックしてくれるということになるのです。

もちろん、SPFの値が高ければ高いほど長時間にわたって肌を日焼けから守ってくれますが、SPFの値が高い製品はその分、強い成分を含んでいるので、肌の弱い人は大人でも肌荒れすることも多いです。

通常は赤ちゃんが5時間以上、屋外で日光を浴びることはそうそうないので、赤ちゃんの肌にはSPFF15でも十分なのです。

日本皮膚科学会のSPF基準

以下でご紹介しているのは、日本皮膚学会から発表されているSPF値と活動の目安です。

日焼け止めを購入する際の基準にしてみてくださいね。

  • 日常生活:SPF5
  • 軽い屋外活動:SPF10
  • 炎天下のスポーツや海水浴:SPF20
  • 熱帯地方での屋外活動:SPF30以上

散歩や公園で遊ぶには、赤ちゃんの日焼け止めはSPF10~20で十分なので、こうした数値の日焼け止めを選ぶと良いですよ。

また赤ちゃんは汗かきなので、外で活動をして汗をかくようであれば、1時間に1度くらいでこまめに塗り直すことをおすすめします。

SPFと何が違うの?PAって何??

日焼け止め SPF PA

最近は、SPFと一緒に表示されるのが普通になってきた「PA」とは何でしょうか?

実は、日常紫外線を防ぐならPAはとっても大切なのです。

PAとはプロテクション・グレイドオブUV-A(Protection Grade of UV-A))の略で、皮膚を黒くし、シワやたるみの原因となってしまう紫外線A波(UVA)を防止する効果を示しています。

効果は数値ではなく「+」記号の多さで表しています。+記号が多いほど、PA効果が高いということです。

PAの目安はこちら

  • 「PA+」:日常生活(散歩、買い物)
  • 「PA++」:屋外での軽いレジャー等
  • 「PA+++」:炎天下でのレジャー、マリンスポーツ等
  • 「PA++++」:非常に紫外線の強い場所や紫外線に過敏な人等

以上基準を参考にすると、赤ちゃんが公園で遊ぶには、PA++程度で十分といえます。

SPF値が高い日焼け止めは危険!日焼け止めの副作用

日焼け止め 紫外線吸収剤 散乱剤

紫外線が肌の内部へ届くのを防ぐため、SPF値の高い日焼け止めには、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2種類が配合されています。

一般的に、大人が使うような日焼け止めには、SPF値が高くなればなるほど、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2種類が使われる率が上がります。

ただ、この2つにはそれぞれメリットとデメリットがあり、できれば赤ちゃんに使う日焼け止めには特に紫外線吸収剤は入っていないことが良いとされています。

こうした傾向から、最近の赤ちゃん用日焼け止めには紫外線吸収剤は配合されないものが主流になってきました。

紫外線散乱剤

赤ちゃんの日焼け止めにも配合されていることが珍しくない「紫外線散乱剤」は、紫外線を皮膚上で反射させることで日焼けを防いでくれますが、肌を乾燥させる原因になると言われています。

紫外線吸収剤

「紫外線吸収剤」は、読んで字のごとく紫外線を吸収して日焼けを防いでくれます。

ただ肌荒れの原因となることが指摘されています。

日焼け止めの副作用

昨今、強い日焼け止めには薬剤に含まれる成分が女性ホルモンである「エストロゲン」のような働きをしてしまうことで、子宮の成長を加速させる場合があるとマウス実験で判明しています。

さらに、日焼け止めには甲状腺ホルモンに影響を与えるのでは?という部分も指摘されているので、むやみな赤ちゃんへの「大人の日焼け止め使い」は止めるようにしましょう!

甲状腺の機能が低下すれば、倦怠感や冷え性の悪化などが起こりやすくなるとされています。

女性特有の悩みもあるので、気になる時は産婦人科を訪ねましょう。

赤ちゃんの日焼け止め選びのときはSPFとPAを確認しよう

赤ちゃん 日焼け止め 外遊び

このように、日焼け止め胃はシミやそばかす、皮膚がんを守ってくれる頼もしい一面がある一方で、他の病気や肌トラブルも気になるところなので、赤ちゃんにはこうした危険の非常に低いオーガニック製品などを選べるとイイですよね!

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