赤ちゃんと海水浴を楽しむために知っておくべき日焼け・熱中症対策など

春以降、ゴールデンウィーク頃からレジャーシーズンは本格化します。近年は、5月末にもなると陽射しが強く暑い日が多いため、水遊びの機会も増えますね。初めての夏を迎える赤ちゃんにもいよいよ海水浴やプールデビューの季節が到来します。そこで気になるのが赤ちゃんの日焼け・熱中症対策。今回は、赤ちゃんの海水浴&プールデビューに必要な、気になる日焼け止めや暑さ対策の注意点をご紹介します。

赤ちゃんが海遊びデビューできるのはいつから?

海で遊ぶ赤ちゃん

赤ちゃんが海に行って遊んでもいいのは、早くても生後7カ月以降からと言われています。

理由としては、7ヶ月頃からお座りができるようになることや、体力が徐々についてくる時期だからです。

しかし、いくら赤ちゃんに体力が付いてきたといっても、赤ちゃんの体力は幼児よりもさらに少ないですし、お肌はまだまだ紫外線に弱い状態です。

そのため、赤ちゃんと海で遊ぶ時は、赤ちゃんの体力をしっかり観察しながら、適度に遊ぶのが1番大事です。

たとえ赤ちゃんの月齢が8ヶ月を越えていたとしても、0歳児であるならば、海に行っても本当に安全な波打ち際を少しと、後は浜辺の砂でお砂場遊びをするくらいがベスト

また、何より紫外線カットのための日焼け止めを、きちんと塗ってあげることが必要です。

UVカットの帽子とTシャツは必須で、さらに赤ちゃん用の日焼け止めを塗って対策はばっちりにしましょう。

また、赤ちゃんは海の波というものがよくわかっていないので、おびえることが多くあります。

そのため、最初の海は海を見るだけで、遊ぶのは水から離れた砂場、慣れてきたら波打ち際。2歳を過ぎたら足の甲が浸かる程度

3歳を過ぎてやっと一緒に海に入って遊ぶ、くらいに考えておいた方がいいでしょう。

赤ちゃんと海やプールに行くときの注意点

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赤ちゃんは皮膚が大人の半分の厚みしかないと言われていて、とってもデリケートです。

そのため、紫外線の影響や虫刺されなどにも過剰に反応することがよくあります。

特に海は塩水なので、プールの塩素よりも赤ちゃんの肌には過酷な環境です。

赤ちゃんと海に行くときは、日焼け止めや虫除け対策について、何が必要でしょうか。

海やプールなど、赤ちゃんのアウトドア対策のポイントをご紹介します。

1.赤ちゃんに傷はない?体温は?その日の体調をお出かけ前に要チェック

プールでも海でも、赤ちゃんを水の遊び場に連れて行く時には、必ず体調が万全であるかを確認しましょう。

熱がないことはもちろん、気が付いていないうちに傷ができていないかをチェックするのも大切です。

虫刺されで掻き壊しの傷があれば、その傷から細菌が侵入することは容易に考えられます。

感染症を予防をする目的としても、しっかりと体調管理をしてあげることは、親の大切な役割です。

2.紫外線の強すぎる時間には敢えて海で遊ばない

赤ちゃんと海やプールに行くなら、日常の紫外線が防止できる程度の日焼け止めでは、対策は間に合いません。

赤ちゃん用のレジャー用、もしくはウォータープルーフの日焼け止めを塗布してあげるようにしましょう。

一番よいのは、紫外線の強すぎる10時~15時は海やプールでの遊びは避けた方が賢明です。

赤ちゃんの海遊びは、日が傾き始めた16時くらいが良いでしょう。この時間だと水温も低すぎず、気温は少しずつ落ち着いてくる時間帯なので、赤ちゃんの体力に合わせて30分程度を目安に遊ぶことができます。

その際も、赤ちゃんの日焼け止めをこまめに塗り直してあげることが必要です。

3.赤ちゃんが風邪を引かないように水温もチェック

赤ちゃんを、海やプールに入れてもいい温度には基準があります。

それは「気温+水温=50℃以上」、さらに「水温だけで24℃以上」というものです。

つまり、水温24℃で、気温が27℃あれば、何とか赤ちゃんを海に入れる温度はクリアしていることになります。

赤ちゃんを海やプールに連れて行くときは、水温を測れる温度計を持参するの便利でおすすめです。

4.海やプール、外遊びでの日焼け止めはどうする?

赤ちゃん用の日焼け止めはきちんと忘れずに持参して、汗や海水などで流れたら小まめに塗り直すことが大切です。

実際には汗などで落ちていなくても、2~3時間おきに塗り直すのがベストかもしれませんね。

さらに日焼け止め以外にも衣類や帽子、サングラスと言った物理的な日焼け止め対策グッズがあると便利です。

また、簡易テントやパラソルで日陰を作れたら、外でのレジャーもとても安心です。

5.必携!!熱中症対策グッズ

海に行っていると「水に入っているから熱中症にはならない」と思われることがあるのですが、これは大変危険です。

海の水=海水は塩水なので、肌に触れても、ましてや飲んだところで体に必要な水分にはなりません。

また、プールでも同じなのですが、水の中というのは陸上で遊ぶよりも体力を奪われます(水に奪われた体温を一定に保とうと、身体がエネルギーを使うため)。

さらに海でもプールでも、汗は陸上で遊んでいるのと同じだけ流れています。つまり、海やプールは「冷たいし体が熱くなりすぎることはない・水の中だから水分不足になり過ぎることはない」と勘違いしやすい場所なんです。

実際には海でもプールでも熱中症になる危険性は大変高いので、冷たい飲み物、すぐに体を冷やせるような保冷グッズ、そして日陰を作れるグッズは必ず持参する必要があるのです。

6.食後に海やプールはNG

赤ちゃんのお腹(消化器官)は未発達です。胃は大人のような形でもないので、ちょっとした興奮や体位の変化ですぐに食べ物を吐いてしまったりします。

海などは他のお客さんもたくさんなので、みんなが気持ちよくレジャーを楽しめるように食後30分以上経ってから海で遊ぶようにしましょう。

7.赤ちゃんの「サーチ器官」は手と口だと心得よう!

1歳前後の赤ちゃんは、手と口を使って「これは安全なものかな?」「食べられるものかな?」を判断します。

何でも触り、何でも口に持っていくので、砂・石・海藻やゴミなど、周辺にあるものを口に入れないか常に注意をしておきましょう!

8.海に入った後はお昼寝をしっかりと

海やプールなどの水場で遊ぶと、赤ちゃんは大人が思う以上に体力消耗をしています。

小学生の頃、プールの後の授業ってとっても眠くなりませんでしたか?プールの後は体力回復のため、身体は睡眠を欲するのです。

ただ、赤ちゃんを放っておくと、体力の限界まで遊びますし、水分補給も自分ではできないので、保護者が定期的に休憩と水分補給をしてあげる必要があります。

9.歩く赤ちゃんにはしっかり履物をはかせて

砂浜は高温かつ、何が落ちているかわからないため、注意が必要です。

目には見えていなくても、少し奥には割れたガラス瓶の破片が……ということも十分あり得ます。

自分の力で移動できるようになっている赤ちゃんには、必ずサンダルやアクアシューズを履かせるようにしましょう。

10.海水が目や口、傷口に入らないよう注意

海水はプールの水と違い、塩素で消毒なんてされていません。海水は目や口、鼻に入ると強い刺激になりますし、バクテリアも多いので注意が必要。

海水が体内に入ると、お腹であれば下痢をしたり、傷口から体内にくれば感染症の恐れもあるので、十分な注意が必要です。

プールの場合も、全く雑菌がいないわけではないので、体調がちょっと心配……という時にあえて海やプールに行くのは止めましょうね!

11.水に浸かるのは短時間

公共のプールでは「休憩時間」といって、全員がプールから出る必要のある時間をとることがあります。

これは利用者の体力のことと、プール内におぼれている人がいないかを確かめるため。

しかし、海ではそうしたことがない場合も多いので、保護者がしっかり「監視員」の役割をする必要があります。

赤ちゃんが海に浸かるのは、1回5分程度で、トータル20分くらいにとどめるのがベター。

せっかく海に来たから……、と大人の都合で赤ちゃんに無理をさせてはいけません。

12.海デビューの前にプールで水慣らし

赤ちゃんの水遊びをいきなり海でするのは、赤ちゃんには刺激が強すぎます。

まずは、自宅のビニールプールで水遊びに慣れ、そして公共プール(乳児もOKなところ)で広い水場に慣れ、最後に海に行くようにしましょう。

海にはたくさんの人がいて、波の音や動きも赤ちゃんには驚きの連続。

プールでたくさんの水に慣らしておくだけでも赤ちゃんの水へのハードルは下がるので、少しずつ慣らすように頑張りましょう。

赤ちゃんの日焼け・熱中症対策で持参すべきものまとめ

便利な赤ちゃん用日焼け止め対策グッズ

サングラスの赤ちゃん

赤ちゃんの日焼け止め

赤ちゃんの海水浴に日焼け止めはマストです! 赤ちゃんの肌にも安全に使えて、紫外線をカットできるものを選びましょう。

※当サイトでは、海デビューに持っていきたい赤ちゃんの日焼け止めを比較してご紹介しています。ぜひご参照ください!

長袖のラッシュガード、UVカットの上着

これで紫外線カット率がグーンとアップします。

帽子

頭が熱くなるのを抑えると熱中症予防になりますし、つばの広い帽子は瞳の日焼けも防げます。

歩ける赤ちゃんの場合、アクアシューズやビーチサンダル

・海の場合は砂浜の熱による火傷を防げます。もちろん落ちているものによるケガも防げます。

簡易テントやビーチパラソル、日傘

基本的に日陰のない砂浜には自分で木陰を作ることが大事。特に赤ちゃんは日差しによる体力消耗が大きいので日陰があると安心。

レジャーシート

砂浜に直接座ると熱いですし、何より砂まみれになって飲食が難しくなるので、1枚あるととても便利。

赤ちゃんの日焼けと熱中症対策をしっかりしよう

赤ちゃん

赤ちゃんにとっては、海は好奇心をたくさん刺激してくれる絶好の体験の場。

しかし、体力もまだあるわけでもないので、赤ちゃんにとって海やプールが「楽しい思い出」になるかどうかは保護者にかかっています。

また、将来の健康なお肌を守ってあげるためにも、日焼け止めはとても重要です。

ママ・パパにとっても、何より赤ちゃんにとっても「楽しい1日だったね」と思える日になるよう、準備はしっかりしておきましょう。

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