保育園で日焼け止めは塗ってもらえる?紫外線対策はどうする?帽子や水着でもUVカットはできる!

最近はオゾン層の破壊によって紫外線量が増しているため、赤ちゃんや小さな子供へのUV対策が重要視されています。そこで問題となるのが、保育園や幼稚園での紫外線対策。保育士の人たちは、園児一人ひとりに日焼け止めを塗ってくれるのでしょうか?今回は、保育園での日焼け止めの使用について、日焼け止め以外でできる紫外線対策についてご紹介します!

保育園・幼稚園で日焼け止めは塗ってくれるの?

ママの指に付いている日焼け止めを見ている赤ちゃん

最近では、赤ちゃんや子供に日焼け止めを塗ることが常識となってきました。

お出かけのときにはしっかり日焼け止めを塗り、UV対策をする家庭も多いでしょう。

では、保育園や幼稚園では日焼け止めを塗ってくれるのでしょうか?

大半の保育園では塗ってくれない

多くの保育園・幼稚園では、赤ちゃんや子供に日焼け止めを塗ってくれません。

先生が、園児一人ひとりに日焼け止めを塗るのは時間がかかり、こまめに塗り直す時間も確保できません。

しかし、虫除けスプレーであれば保育園・幼稚園側が用意してくれたり、あるいは各家庭が好きな虫除けスプレーを持参したりすると、使用してくれるとのこと。

赤ちゃんは虫除け対策も必須ですが、しっかり紫外線対策をするのであれば、自宅から塗って登園するのがよいでしょう。

保育園に与薬依頼書を提出すれば日焼け止めを塗ってもらえる?

iPadで診断結果を見ている女医

「日焼けをさせたくない」「肌が弱い」などの理由だけでは、保育園は日焼け止めを塗ってくれないでしょう。

しかし、紫外線アレルギー(光線過敏症)で日焼け止めを必要とする場合、保育園側が指定した与薬(投薬)依頼書に必要事項を記入し、提出をすれば塗ってもらえるかもしれません。

与薬依頼書は、各保育園や幼稚園が定めています。日焼け止めを必要とする人は、事前に確認をしておくとよいでしょう。

保育園に行く前に日焼け止めを塗ろう!

黄色のチューブから日焼け止めが出ている様子

1日の間で紫外線量の多い時間帯は10時~14時。朝に塗った日焼け止めは、お散歩や外遊びで自然と落ちてしまいますが、塗ると塗らないとでは多少は違いが出るでしょう。

保育園や幼稚園では日焼け止めを塗ってもらえないので、自宅から塗って登園するのがおすすめです。

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紫外線の防御効果を表すSPFとPAとは?

クエスチョンマーク ?

保育園に行く前に塗った日焼け止めは、どのくらい持つのでしょうか?紫外線防止を表す指数「SPF」と「PA」に注目してみましょう。

SPFとは?

紫外線B波(UVB)の防止効果を表す「SPF」は、肌を赤く炎症させたり、将来のシミやそばかすの原因となったりします。

1~50+までの数値で、何も塗っていないときと比べて、UVBによる炎症をどれくらい長い時間遅らせることができるのか、という目安。

数値が高いほど、UVBを防止する効果があります。その分、肌への負担は大きいので、赤ちゃんや子供への使用は注意する必要があるでしょう。

PAとは?

紫外線A波(UVA)の防止効果を表す「PA」は、曇や窓ガラスも通り抜け、肌の奥にまで到達し、たるみやシミ、しわの原因となるのです。

「+」マーク4段階で表示され、「+」マークが増えるにつれて、UVAの防御効果が高まるとされています。

  • PA+:UVAの防御効果がある
  • PA++:UVAの防御効果がかなりある
  • PA+++:UVAの防御効果が非常にある
  • PA++++:UVAの防御効果が極めてある

保育園に行く前に塗った日焼け止めに効果はある?

半分だけ映る時計

SPFとPA値が高い日焼け止めほど、UVA・UVBそれぞれの防御効果は高くなります。

しかし、汗や皮脂、ハンカチ、洋服などによる摩擦によって徐々に落ちていき、日焼け止め効果は薄くなっていくもの。

できれば2~3時間置きに塗り直すのが望ましいですが、塗ってくれない保育園が多いため、朝に塗った日焼け止めも、午後にはUVカット効果がないでしょう。

しかし、保育園の登園前に日焼け止めを塗ることで、お昼時間までのUVカットは可能です。

紫外線の脅威から少しでも防ぐため、保育園の登園前には、しっかり日焼け止めを塗りましょう。

日焼け止めの効果的な塗り方とは?

赤ちゃんの脚に日焼け止めを塗っている様子

顔に日焼け止めを塗る効果的な方法

赤ちゃんの顔に日焼け止めを塗るときは、まず一度、手のひらに日焼け止めを取り出しましょう。

そのあと少し馴染ませてから、鼻・両頬・額・あごの5点に置き、顔の中心から外側に向かって塗ります。

日焼けをしやすい鼻先や両頬は重ね塗りをしてください。耳、耳の後ろ、髪の生え際も忘れずに。

十分な量で塗りムラのないよう、均一に塗ってあげましょう。

腕・足に日焼け止めを塗る効果的な方法

赤ちゃんの腕や足に直接日焼け止めを塗布します。

塗りムラのないように、くるくると回しながら日焼け止めを伸ばしましょう。

肘の内側や手の甲、指と指の間も忘れずに塗ってあげてください。

保育園でできる日焼け止め以外のおすすめ紫外線対策

電球マーク

首の後ろをガードできる帽子

入園時に規定の帽子を購入させる保育園もありますが、できれば首の後ろにガード(フラップ)が付いた帽子を被せるのがおすすめです。

ガード付きの帽子は日焼け対策と同時に、熱中症対策にもなります。新陳代謝がよく、うまく体温調節ができない赤ちゃんにとって、ガード付きの帽子はとても便利なアイテムとなるでしょう。

規定の帽子にガードが付いていない場合、あとから縫い付けてよいか、事前に保育園に確認すると安心ですよ。

特に帽子に関して保育園から指定がない場合は、楽天やAmazonで好みの帽子を探してみてくださいね。

プールのときは長袖の水着orラッシュガード

プール遊びの日は、日焼け止めの使用を禁止している保育園もあります。

そのため、保育園や幼稚園での水着は、長袖の水着やラッシュガードを着るのがおすすめです。

ラッシュガードとは、もともとサーファーが擦り傷から肌を守るために着ていた、上半身に袖が付いた水着のことです。

保育園によってラッシュガードを禁止している園もあるので、こちらも事前に確認をするのがよいでしょう。

保育園に行く前に日焼け止めを塗り、他の対策方法も同時に取り入れよう

保育園の座席

日焼け止めは紫外線の脅威から肌を守るために必要なアイテムですが、多くの保育園や幼稚園では塗ってくれません。

しかし、日本小児皮膚科学会から保育園・幼稚園宛てに、紫外線対策について通知が出ています(※1)。

とはいえ、保育園側もすぐに取り入れるのは厳しいでしょう。

さらに最近では保護者側の要望も多く、一人ひとりに丁寧な対応をおこなうのが難しいところ。

保育園や幼稚園で日焼け止めは塗ってくれませんが、ガード付きの帽子を被せたり、プールのときは長袖の水着や、ラッシュガードの着用を認めたりしている園も多くあります。

ママ・パパが紫外線に敏感になる気持ちも分かります。しかし、保育園側が規定を定めているのであれば、それに従うことも必要です。

完璧に紫外線をブロックするのは難しいですが、保育園に行く前に日焼け止めを塗るのは、塗らないよりまだよいでしょう。

各家庭と保育園がそれぞれに理解し、まず保育園に行く前には自宅で日焼け止めを塗り、午前中の紫外線から肌を守ってください!

※1 参考文献:日本小児皮膚科学会 保育所・幼稚園での集団生活における紫外線対策について

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